【STEP1】2週間で簿記3級に合格するために必要な準備とは?
そもそも簿記3級とは
簿記3級は、簿記の初級者向けの資格です。
会計に関する基本的な知識を身につけ、簿記の基礎を学ぶことができます。
簿記3級に合格することで、日商簿記検定3級という資格が取得でき、一般的に簿記は3級から履歴書に書くことができると言われて、就活に利用されることも多く大学生にも人気の資格です。
会計の基礎である簿記を学ぶことで、企業の経営に必要な情報を把握し経営判断をすることができるようになります。
簿記は、個人事業主から大企業まで、幅広い場面で必要とされるスキルであり、簿記3級はそのスキルを身につける第一歩となる資格なんです。
簿記3級のネット試験とは?
受験にあたっては、テストセンターと言われる場所でパソコンを使いそれぞれが試験を受けます。
ネット試験といっても家で受けられるわけではないことに注意
一般的にはネット試験の方が簡単と言われ、スケジュールも自分の受けたいときに受けれるネット試験をおすすめしてます。
ネット試験により、試験の受験体験がより柔軟になり、受験者の負担が軽減されると同時に、試験の管理・運営もより効率的になりました。
簿記3級合格に必要な勉強時間
一般的には簿記3級合格に必要な勉強時間は100時間と言われています。
しかし、効率を重視して勉強することで、70~80時間で合格することが可能!
勉強時間について詳しくはこの記事で解説しています。
独学で学習するための教材・参考書
簿記3級に独学で最短合格するためには、常に効率を意識し、無駄な勉強をするわけにはいきません。
そこで簿記3級に合格するためにおすすめの参考書を紹介します。
この3つのうちどれかを買っていただければ、まず間違いありません。
自分のタイプに合わせて選びましょう。
【比較】参考書は自分に合ったものを選ぼう
【過去問は1択】これを買えば大丈夫
学習スケジュールを立てる
まず、受験する試験の日程を確認し、受験までの期間を把握し、この期間を基準に、スケジュールを立てます。
僕の場合は2週間で合格するプランで作ります。
次に、学習の目標を決めます。
目標には、「簿記3級に合格する」という大きな目標だけでなく、「1日あたり何時間勉強するか」といった具体的な目標も含めます。
勉強時間に対し、1日ずつ何を勉強するのかを決めます。
例えば、1日に学習するべき範囲を決め、その内容に対してどのくらいの時間をかける必要があるかを評価します。
学習スケジュールを作成します。このスケジュールには、学習する内容、学習にかける時間、休憩時間、復習時間などが含まれます。
スケジュールは、時間割表やToDoリストなどの形式で作成し、毎日の進捗状況を把握できるようにします。
学習スケジュールを実行していく中で、予定通りに進まない場合や、学習内容について理解が深まった場合は、スケジュールを見直します。
また、定期的にスケジュールを振り返り、改善の余地があれば取り入れるようにします。
おすすめの受験スケジュール
- 1~3日目 参考書1周
- 4~6日目 参考書2周目
- 7日目 参考書3周目
- 8~13日目 過去問1日2回ずつ
- 14日目 最後の見直し・まとめ
僕がおすすめするスケジュールはこんな感じです。
参考書を高速で3周し、演習は過去問で行うプランになってますが、自分でプランを立てるのが難しい人はこれ通りに勉強していただければと思います。
【STEP2】2週間で簿記3級に合格するための効率だけを求めた学習方法
簿記3級に短期間で合格するためには、効率的な学習方法を用いることが重要です。
以下では、そのポイントを解説していきます。
まとまった時間の確保
まず、学習に集中できる環境を整えることが大切。
そして2週間ほどは毎日3~5時間は最低でも勉強時間がとれるようにしましょう。
また、計画的に学習することも重要です。2週間で簿記3級に合格するためには、1日あたり最低4~5時間程度の学習時間を確保し、スケジュールを立てて実行することが必要になってきます。
2週間はまとまった時間がとれるように、遊びの予定を入れないでおくなど工夫しておくとよいです。
おすすめは周囲に2週間後、簿記3級を受けると宣言してしまうこと
宣言することで後に引けなくなるし、遊びも断りやすくなる!
【参考書1周目】とりあえず最速で参考書を1周終わらす
とにかく簿記の勉強で大切なのはいち早く全体像をつかむことです。
全体像が分からないと結局理解できておらず、逆に時間がかかってしまいます。
全体についてなんとなくわかったうえで、2周目3週目にしっかりと理解していくイメージで1周目はとにかくスピードを重視しましょう。
参考書1周目のスピードを上げるテクニック
1周目の参考書は初めて読むものなので知らない単語や、全く分からない点が多く、止まってしまうことも多いです。
そんな時に使えるのがYouTubeです。
今の時代、独学といえど、内容を分かりやすく解説してくれている方がいるので、分からないところをYouTubeで補うようにするのがテクニックです。
僕は2倍速で動画を見ることで最速でなんとなく理解をすることができたよ
【参考書2周目】答えを隣において、問題を頭の中で解きながら学習する
問題を解くことは、簿記3級の試験に合格するためには欠かせません。
しかし、参考書に載っているレベルは、本試験で出題されるレベルではなくあくまで、理解を補うための物です。
なので、答えを隣に置き、頭の中で考えすぐに答え合わせをするという方法で、2周目の参考書を終わらせてください。
問題を解くことで、自分がまだ理解できていない部分が明確になります。また、解いた問題を復習することで、知識が定着しやすくなります。
3周目の勉強ではこの部分を中心に振り返ります。
【参考書3周目】難しいところやよくわからないところをしっかりと理解し100%の理解へ
僕は、最短で合格を目指すためには参考書を3周する必要があると思います。
ここで、飛ばしていた部分や、理解が浅い部分、間違えた問題を中心に振り返ります。
逆に、理解がしっかりとできている部分については、かなり高速で進められるため1周目や2周目ほどの時間はかからず、スムーズに進めていけると思います。
この後は過去問に入るので、過去問で解けるようにしっかりと理解するつもりで学習しましょう。
参考書1冊に情報を集約する【ノート不要】
参考書を1冊選び、その1冊だけに集中して学習することがおすすめです。
この方法を取ることで、情報の飽和や混乱を防ぐことができ、学習効率を上げることができます。また、ノートをとる必要がないため、時間を節約することもできます。
これが大切‼
こうすることで、試験前日に1冊読むだけで総復習ができる”最強の参考書”が手に入ります。
【STEP3】2週間で簿記3級に合格するための受験前対策
【過去問】 2週間で受験対策をするための実践的な方法
ついに過去問演習です。
ここで1度挫折するでしょう。参考書とはレベルの違う問題が出て、合格点に程遠く短期間での合格をあきらめかけます。
しかし過去問は慣れです。参考書で内容の理解はできています。
まずは1日に2回ペースで過去問を解きまくります。
これが大切‼
簿記3級に合格するための試験のポイントを徹底整理
- 時間配分を考える
- 合格点に届かすための特典戦略を考える
- どのように配点されているのかの傾向を知る
ここで実際の試験をどのように解いて、どこで点数を取って合格するのかの戦略を考えます。
過去問の回答に載っている、配点の振り方を理解し、その部分を優先して埋めることを意識します。
ギリギリでも良いのでどのように得点をとれば合格できるのかの攻略法を見つけましょう。
合格率アップのための最終チェックポイント
最終チェックでやることは2つです。
- 最強の参考書を最後に見直す
- 仕訳だけ最後に全て確認
今までに書き込んできた参考書は、自分が間違えた部分や注意することが詰まった最強の武器となります。
これを前日に見ることで一気に今までの復習ができ、超効率的な復習となります。
簿記3級はすべての仕訳が分かっていれば合格できると言われているくらい、仕訳は大切です。
効率の良い勉強で2週間で簿記3級に合格しよう!
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